民間企業で働くメリット4選 公務員から転職して良かったこと

民間企業

転職して1年ほど経過した筆者が、民間企業に転職してよかったと思うことについて解説します。

民間企業に転職して良いことってどんなことがあるのか

公務員をやめて後悔しないかな

以上のような悩みを持つ方に参考となる記事です。

  • 私が転職して良かったと思う理由は以下の4つ
  • ①専門性をみがける②努力次第で収入アップ③働き方を選べる④視野が広がった
  • 公務員時代からの変化について解説
  • あなたの仕事選びの軸と合っているなら、転職活動をおススメ

転職して良かったと思うこと

専門性を磨ける

公務員として働いていたときは、1つの職場に長くても5年、およそ3年に1度は異動がありました。

異動するとガラッと業務が変わるので、実質転職するようなものなんて言われます。

実際に私が経験した職場は、健康保険、県庁への出向、障害者支援、政策立案と多岐にわたりました。

同じ自治体であるにも関わらず必要な知識はそれぞれ違うので、異動するたびに新たな知識を身につけなければいけません。

「ジェネラリストとして成長できる」「移動のために新鮮な気持ちで業務に取り組める」という良いところもある一方で、専門性を身に着けるのは難しいです。

民間企業であれば、自身の専門性を磨くためのキャリアを築くことができます。

特定の業界の知識に詳しくなることもそうですし、経理や総務、人事等分野ごとの専門性を磨けることにもなります。

私の場合であれば、現在は民間企業で企画業務に従事していますが、最新の業界動向を追い、情報をまとめて事業影響や対策を考案、経営層に伝えることが仕事です。

業界に詳しくなり、情報収集能力や資料作成能力、プレゼン力等、自身の所属している会社だけでなく、市場で評価される能力を身に着け、成長できている実感があります。

努力次第で収入アップ

公務員のような年功序列の企業ももちろんありますが、一方で実力を評価し、年齢と関係なく実績に応じて給与が決まる企業もあります。

転職した後の努力は必要になりますが、実力重視の企業に転職し年収を上げることも可能です。

公務員では禁止されている副業が出来るようになることも大きいです。

公務員は基本的にほとんどの副業が禁止されており、一部許可されている副業も職場への申請が必要になります。

民間企業であれば、社内の規定で禁止されている場合でも、法律で禁止されているわけではありません。

本業はそこそこに早く帰って副業に取り組む、といった働き方を選ぶこともできます。

本業に打ち込むか、副業と両立するか、どちらにしてもそれなりの努力は必要になりますが、働き方を選びながら収入を伸ばすことも可能でしょう。

③働き方を選べるようになった

窓口の開庁時間は決まっていますし、住民の個人情報を取り扱うことも多いため自宅で勤務を行うのは難しいのが現状です。

公務員として働いていた当時、コロナ禍で多くの企業がリモートワークを推進する中でも窓口対応が求められました。

現在私が働いている企業ではフルフレックス制を採用しており、出社も週1~3回ほどと毎日の出社は義務付けられていません。

午前中は自宅やカフェで働いて、会議がある午後は出社といったことも可能です。

朝の通勤ラッシュというストレスから解放されるのは働くうえで大きなメリットです。

グーグル等の大企業ではリモート勤務から出勤を義務付けるよう方針転換をしているところもあります。

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ある程度の出社が義務付けられていた方が社員同士のコミュニケーションは図りやすいと思います。

少々の雑談や、オンラインでのミーティングを設定するほどではなくても少し聞きたいことがある場合など、出社して対面していた方がやりやすいのは事実です。

しかし、例えば家族が病気で様子を見ながら仕事をしたい時など、リモートワークという選択肢があれば、有休をとらずに様子を見つつ自宅で働くということもできます。

公務員でもDXが進めば、ある程度リモートワークが可能になるかもしれませんが、まだまだ時間がかかりそうです。

働き方の自由度が上がったことは、転職して良かったと思う大きな理由です。

④視野が広がった

公務員で働いていた時よりも、色々な背景を持った人と仕事をすることが増えました。

転職してきた人でも、医療関係者だったり、公務員でも国家公務員だった人、同じ業界の他社から移ってきた人等様々です。

国籍も様々な人がいて、それぞれの国で経験したことを聞くような機会もあります。

経歴や国籍など、様々な背景を持った方から話を聞くのは自身の考え方にも参考になるなと思うことが多いです。

転職して視野が広がったと感じています。

まとめ

自身のキャリア形成や収入、働き方等私自身は公務員から転職して良かった感じています。

転職を考えている皆さんも、もしも今回お伝えしたことが自身が働くうえで重視したいこと、軸としたいことに合っているのであれば、転職活動をしてみてはいかがでしょうか。

転職活動をするだけで有ればリスクはありません。

内定をいただいたとしても、その時点で内定先の環境と自身が働いている環境を比較したうえで「やはり現職にとどまりたい」という結論に至ったのなら内定を辞退すればよいのです。

転職活動を通じて、自覚していなかった長所や市場価値を知ることが出来ます。

公務員を続けるかどうか迷っている方は一度転職エージェントや求人サイトに登録してみることをオススメします。

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