自己紹介

初めまして、ベスと申します
このブログでは、元公務員で現在は転職、民間企業で企画業務を行っている筆者が、その経験をもとに公務員時代に感じたことや転職活動中の記録、現在の企業で経験したことについてお伝えします。
私と同じように公務員から民間への転職を考えている方の参考になるよう、公民両方での経験について発信します。
経歴
大学時代
就職活動が始まる大学3年生の時、前年まで好景気だったこともあり、何となく「どこかに就職できるだろう」と軽い気持ちでいました。
しかし就職活動を始めた2008年、アメリカでリーマンショックが発生、当時のアメリカの大手不動産企業だったリーマンブラザーズが経営破綻し、その影響はとても大きかったです。
就職活動当初は分かりませんでしたが、大学4年生になった2009年4月、採用試験が始まるとその影響を感じるようになりました。
面接を受けても敗退続き、前年までの活発な採用からは打って変わって採用規模は縮小、適当な活動をしていた私は就職先も決まらず途方にくれました。
数十社受けてやっと1社内定をもらいホッとしたのもつかの間、卒業直前の2010年初め、今度は内定切りにあいます。
新卒カードを失いたくなかったため、結局就職留年を選択、再度就職活動をすることになりました。
あらためて自分の進路を考えた時、「公務員の方が景気に左右されず安定しているのではないか」と考え公務員を目指すことにしました。
公務員予備校に通い始めたのは3月の末頃、翌年度の試験まで必死に勉強したものの不合格、結局就職先が決まらないまま大学を卒業することになりました。
予備校に通いつつ試験勉強に励み、試験も間近にせまった2011年3月、またも社会的な大事件がおきます。
東日本大震災です。当時予備校にいた私は、そのあまりに大きな揺れを今も鮮明に覚えています。
1度目の揺れで荷物も持たず逃げ出し、揺れが収まったと思い予備校戻ると再度激しい揺れに襲われその日の授業は休校になりました。
電車も止まってしまい再開したのは当日の深夜、利用客が殺到していたためひどい混雑で、帰宅できたのは朝方でした。
もともと景気が良くなかったところに追い打ちをかけるように地震も重なり、当時の公務員の競争はさらに激しくなりました。
いくつかの自治体を受験し、最終的には市役所の試験に合格、公務員としての一歩を踏み出しました。
公務員時代
一番最初の配属は健康保険の担当部署でした。ここで市民対応や税務について学びました。
係のメンバーにはとても恵まれた時期でしたし、この時期に丁寧な市民対応を身につけられたことは今でも自分の基礎として活きています。
この後は都道府県庁に出向し業務に従事、1年後、出向から戻った後は再度福祉関連部署に配属されたり、政策立案部署に異動したりと、様々な経験をすることになりました。
この間に公務員として働くことに疑問を感じたり家庭環境が大きく変わったこともあり、民間企業への転職活動を開始しました。
転職活動
私が活動をした当時、市役所職員の民間企業への転職情報は参考に出来るものもなく、手探りでの転職活動でした。
転職活動をはじめたもののなかなか方針も定まらず、苦戦する日々が続きました。
どうしても「公務員の経歴は民間企業で評価されない」とか「希望するような条件では転職できない」というような話ばかりを聞いて弱気になることもありました。
それでも転職エージェントの方にお世話になりつつ粘り強く活動を続け、最終的には予想以上の条件で転職を決めることができ、現在は民間企業で企画業務を担当しています。
決して順調に転職活動が進んだわけではありませんが、現在は満足できる環境で仕事に打ち込むことが出来ています。
このブログについて
公務員時代や転職活動、民間企業への転職後の経験についてお伝えし、公務員と関連した転職を目指す方の参考になる情報を発信します。
私自身、民間企業への転職情報が不足していて悩んだことも多くありました。
同じような悩みを抱える方の一助になればと思います。
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